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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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集中力
「さて、今日は何から弾こうか?」
と言われ、始まったレッスン。

暫く弾いているのになかなか流れがつかめない、ショパンのノクターン。
それじゃ、今日はこれから。。。
と言って始まったレッスン。

そこから終了までの2時間半。弾いたのは、ショパンのノクターンだけでした。。。
とにかくものすごい集中力です、先生・・・ 恐ろしくなるほど。そして絶対に「今度までに。」とはおっしゃらない。
「ハイ、もう一回やってみて!」
何度でもやらせてくださいます。(正直、何度でもやらせてくれる方がきつい!)

最後に音楽の流れの作り方を教えてくださった時に、これまた何度でも弾かされるわけですが、音楽の流れを止めないようにしようとするがあまりに、上手く息が出来なくなってしまいました。「すいません、息ができなのですが・・・」と言った私に、息の仕方まで細かく教えてくださる先生。
本当に感謝です。

思えば、N氏もそうでした。一時間のレッスンで4小節だけしか進まない。なんて事が良くありました。
やっぱりあるレベル以上に行く人たちは、皆そうなのです。家で3時間も4時間も弾いていたって、しょっちゅう頭に雑念が入ったり、何か別のことをしたりしている私は、やっぱり全然だめなのです。
ただただ、反省です。

M氏のレッスンを始めてから使い始めたノートが2冊目になりました。
ここに書かれたことが全部私の身になっているのか?先生の努力を無駄にしてはいけません。
反省。。。

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music | 14:51:22 | Trackback(0) | Comments(0)
体調の悪い時にやってはいけないこと・・・
15年ぶりぐらいにじんましんが出たり、ここしばらく少々体調が悪い状態続いています。寄る年波なのでしょうか?

そんな具合の悪い時に、またやってしまいました。
ラフマニノフ。。。
先日書いたババヤンとトリフォノフの2台ピアノ

このラフマニノフの2台ピアノのための組曲にどっぷりとはまってしまいました。特に1番の方。。。
組曲と言っても普通の組曲とは違って、4つの独立した抒情詩的な組曲。舟歌、夜・愛、涙、復活祭・・・と言うタイトルが付けられた4つの曲。聴きすぎてしまって、もうぐらぐらです。なんでラフマニノフってこうなのでしょうか?何が他の作曲家と違うのでしょうか。
特にこの組曲はすごい。4曲とも本当にぐいぐいと迫ってきます。最後の復活祭の初めの鐘が鳴り響くあたりでは、もうほとんどトランス状態。ラフマニノフほど、情景が見える音楽はないと思います。

具合が悪い時にやってはいけないこと。
それは、ラフマニノフにはまってしまうこと。
中毒を併発して、さらに具合が悪くなります。

そんなわけで、更に具合が悪くなっています。。。助けて。。。



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music | 22:47:57 | Trackback(0) | Comments(0)
最大の収穫 -in Chamber Music Camp 2016, No.2-
色々な意味でとても実りの多いキャンプでしたが、最大級の収穫を得る機会がありました。
それは、キャンプにソリストとして招かれたNYフィル最年少団員のバイオリニストとM氏が共演したベートーベンのピアノとバイオリンのためのソナタの譜めくりをしたこと。

M氏に教えを乞うようになってから9か月ぐらい。本番の譜めくりというラッキーなお役目をちゃっかりといただいてしまった私。ついにやってきました!M氏が本番で弾くのをすぐそばで堂々と見れるチャンスが。。。

1回目のリハーサル。
のっけからやられました。あまりのすごさに全く身動きできなくなり、全身鳥肌。とにかくすごいんです。呼吸と言うか、グルーブと言うか、そこに生み出されたエネルギーと言うか、半端ではありません。ピアノとバイオリン。超ハイレベルなお二人が、全く妥協無く演奏するとこういうことになるのだと、本当に本当に驚きました。私の隣からものすごい鼻息(演奏のための呼吸でしょう)、そしてちょっと離れたバイオリニストからもすごい鼻息。鼻息と鼻息のアンサンブルです。お互い合わせるとか、そういうことは全く考えず弾いているように見えたのに、ぴったりと合う演奏。お互いを見るのは、いくつかのポイントだけ。あとはそれぞれの演奏に入り込みながら、お互いの演奏がきちんと聴こえているのでしょう。とにかくすごい。もう目は点状態です。

そうでした。私は譜めくりさんなので、譜面をちゃんと見ていなくてはいけないのです。でも、どうしてもM氏の指を見てしまう。横から漂ってくるとてつもないエネルギーに巻き込まれながら、「私は譜捲りなんだ!」と自分に言い聞かせる私。でも、すごいんです。何もかも・・・そして、ほとんどダメ出しはありません。ほんのわずかな部分の確認だけ。あっさりと終わってしまったリハーサル。

2回目のリハーサルも同様。この時は、バイオリニストのリクエストで、別のバイオリニストがアドバイスをするために同席されました。まあ、そのアドバイスの内容も、なんとまあ。もう耳ダンボで一生懸命聞いてしまいました。こっそり録音もしてしまったりして・・・プロと言うのは、こう言うものなのだと、本当に驚きました。

本番前日の3回目のリハーサルを楽しみにしていた私でしたが、
「もう大丈夫だよね!」
とすっかり仕上がってしまったらしい、お二人。3回目のリハはありませんでした。

そして、迎えた本番。
おそろしいほどのエネルギー。リハより明らかに高揚した演奏でした。信じられないぐらい高まったエネルギーの只中に15分ほど座っていられた幸せな私。もう大感激、大興奮、このままどこかへ飛んでいくのではないかと思うほどでした。そしてM氏のすごさ、おそろしさを目の当たりにできたこのチャンスに、感謝感激です。やはり彼はただものではありませんでした。演奏の後、「M氏、本当に尊敬します!」と心から叫んでしまった私。(あっさりと「ありがとう!」とM氏。特に大仕事をしたと言うような雰囲気はまったくありません。なんとまあ。)そして、ベートーベン先生にもそう叫んでしまった私。やっぱりベートーベンってすごい!!

こんな経験、そうそうできるものではありません。本当にラッキーでした!!!
そして、つくづく自分がやっていることはただのオママゴトだなあと思いました。全く別世界の出来事でした。
でも気が付きました。譜めくりとしてなら、別世界にも存在できるのだと・・・これが私の生きる道???

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music | 20:41:49 | Trackback(0) | Comments(0)
初めての室内楽 -in Chamber Music Camp 2016, No.1-
このたび、殿下と共にメーン大学のキャンパスで開催された室内楽のキャンプに参加してきました。およそ2週間、子供たちと一緒に大学の寮に寝泊まりし、三食を共にしました。色々な意味で、大変興味深い2週間でした。

キャンプに”室内楽”という冠が付いている以上、私も室内楽をやらないわけにはいかず、今回初めて室内楽に挑戦しました。ベートーベンのピアノトリオとシューマンのピアノカルテットから1曲ずつ。それもM氏の助言により、緩徐楽章だけを弾きました。殿下の先生の御計らいで、大人である私は各楽器の先生方と一緒に演奏するチャンスをいただけました。特にバイオリンの先生は、去年のキャンプで骨抜きにされたブルガリア人のバイオリニスト!心は躍ります。あの気が遠くなるような音色がすぐそばで聴けるのです。

初めてのリハーサルでは、緊張しまくり。足ががたがたと震えるほどでした。いつもは緊張すると氷の様に冷たくなる指は、なぜか汗ばんだりして・・・とにかく他の人と合わせるので精いっぱいになってしまった初回。まあ、あんなものだろうと思います。リハーサル終了後にM氏からたくさんダメ出しを受けました。「そんなに他の人と合わせようとしなくても良いんだよ!」と言われたことがとても印象的でした。

共演者が全てインストラクターと言うゴールデンチームだったため、なかなか全員そろってのリハーサルの時間がとれないことは、初心者の私には少々厳しかったですが、本当にものすごーい貴重な経験をさせていただきました。詳細はまた追って・・・

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music | 23:04:28 | Trackback(0) | Comments(0)
Will
                   pp

ここしばらくほぼ引きこもり状態でピアノを弾いていますが、とにかく感じるのが自分の意志の弱さ。
自分の意志が演奏に反映されない、されたとしてもすぐに途切れてしまう。音楽の中に意思が感じられない。

バレンボイムが自分の少年時代の思い出として、ホロヴィッツのレッスンを受け、その時にホロヴィッツが言った言葉を決して忘れられなかったと話しています。それは「どんな短いフレーズの中にも、たったの一音の中にも必ず意思が無ければいけない。」と言う言葉だそうです。がつーん、と頭を殴られたように感じるこの言葉。そしてそれを受けてバレンボイムが「たった一音にどれだけ集中して、どれだけ自分の意思を反映させようと出来るか!たった一つのクレッシェンドにどれだけの意思を持たせることが出来るか!」と話したことが本当に心に突き刺さりました。

もちろん私はただのアマチュアですから、そこまで求める必要があるのか?自分が気持ち良く弾ければそれで良いのではないか?と思うときもたまにありますが、やっぱりそれではだめなのだと思う今日この頃。。。

ここしばらく繰り返し聴いているホロヴィッツのスカルラッティのD Major。その演奏の中には、信じられないほどのPのバリエーションがあるのです。これ以上まだ音を小さくできるのか?と思ってしまうほど、どこまでもどこまでも音は小さくなっていくのです。そして音が小さくなればなるほど、音は輝きを増して、より強い意志を持って空気中に飛んでいくのです。このスカルラッティを聴いた時に、バレンボイムの話が思い出されました。

そういうことなんです。
たったの1小節さえもピアノを保つことができない、クレッシェンドは得意なのに、デクレッシェンドは苦手、すぐに気持ちよくなりたくて音が大きくなってしまう。
それでは全然だめなんです。
私の意思はどこに?
また音楽が遠ざかっていきます。

music | 09:48:41 | Trackback(0) | Comments(0)
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