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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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再会
先日インターネット上で、バルトークのあるピアノ曲を探していた時のこと。検索結果の中の一つに、見たことのあるようなピアニストの名前があることに気が付きました。そしてその後色々と調べてみたところ、何と私が子供の時に3年間習っていたピアノの先生の名前でした。

彼女はハンガリア人のピアニストで、ご主人もイギリス国籍のピアニスト。ご主人が日本のとある音楽大学から客員教授として招聘されたのについて来日し、彼女自身はその音大に付属している子供のための音楽教室で教えることになったのです。そして音大のピアノ科の先生方が自分の生徒から一人ずつ選び、実験材料として彼女に預けました。私はその実験台の中の一人で、最年少でもありました。(彼女の会話はドイツ語であったため、一年目は大学側がすべてのレッスンにピアノの先生で、ドイツ語も話せる人を通訳として付けてくれました。)

そうして3年の間、音楽大学の実験台としてハンガリア人の先生からピアノを習った私でしたが、今思い出しても、私のピアノ人生の中で一番楽しい3年間でした。彼女は同じハンガリア人であるベラ・バルトークに傾倒していたため、生徒である私も子供のためのバルトークをたくさん弾きました。ソロ、連弾。とにかく楽しかった。(当時、子供のためのバルトークの日本版の譜面は出版されていなかったので、高い輸入盤の譜面を買わなくてはいけなくなった母の嘆きは今でも忘れることができません。)

その時は知らなかったのですが、その来日時に彼女は子供のためのバルトーク集をレコードに録音していたそうです。そのレコードが今回ネット検索の時にひっかかりました。そして更にそこから彼女のご主人がホームページを持っていることを発見!もう30年以上前のことなので覚えていないだろうなあ、と思いながらメールを送ってみると・・・覚えてくださっていました!面白いことに、お互いに同じ出来事を覚えていました。そしてFacebookでもつながることに・・・

私は、「ネットでひととつながる」と言うことをどうしてもポジティブに受け止めることができないたちなのですが、今回ばかりは本当に嬉しい驚きでした。今も演奏活動をされているお二人、どこかで是非演奏会に行ってみたいと願っています。
すごいですよね。30年以上の年月と、海を越えて、再会してしまいました。私の音楽のベースを作ってくださった恩師と。。。

ああ、バルトークが弾きたくなってきました。今も手元にある子供のためのバルトークの譜面。先生の口癖だった、poco poco~があちこちに書かれている大切な譜面です。(笑)

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Piano | 21:36:59 | Trackback(0) | Comments(0)
出会い
まだ夏は続いていますが、この夏は殿下の初めての室内楽のキャンプに付き添いで行ってきました。
そして、この殿下のためのキャンプが色々な意味で停滞していた私に大きなきっかけをくれました。

朝から晩まで音楽漬けのキャンプ。子供たちと話したり、講師の先生の話を聞いたり、オーケストラのリハーサルやほぼ毎晩行われるショーケースをを見たり、本当に楽しい8日間でした。キャンプ参加者の中で最年少の殿下は、参加することに意義あり!状態だったのですが、まあ何と中身の濃いこと。付き添いの私の方がすっかりのめりこんでしまい、講師の先生とも色々な話をしたり、遠足の往復のバスの中で交わした音楽談義の数々、本当に貴重な経験でした。

今回、私に特に強いインスピレーションをくれた出会いは、ピアニストではなくブルガリア人のバイオリニストでした。彼の生み出す、肉声のような不思議な波長でどんどん入り込んでくる音、そして気が付かないうちにその音とコミュニュケーションをしてしまう自分。その秘訣をストレートに質問してしまった私に、本当に丁寧に、真摯に話をしてくれた彼。また私の心に中に、決して忘れられない一言が刻まれました。キャンプから1週間以上たった今も、またあのバイオリンの音が聴きたくて聴きたくて仕方のない私。たったの一音で中毒にさせられてしまいました。そしてそのバイオリンが私にまたピアノと向かい合う力をくれました。

音楽の神様は色々なところで、プレゼントを用意してくれているのだなあと、それに気が付くか気が付かないかは自分次第なのだと。。。しみじみと思い、深い感謝の念にかられました。私って本当にどこまでも厚かましく、恵まれています。音楽をやめて20年以上たって、アメリカに来てみたら、周りに音楽があふれていました。それも信じられないぐらいクオリティーの高い音楽。

色々な意味で、私も私の中の音楽も動き始めました。
そして、あれだけぼんやりしていた殿下が、ちょっと変わってきたような気がするのは、私の勘違いでしょうか?

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music | 22:09:21 | Trackback(0) | Comments(0)
Chant -歌-
久しぶりに心を射抜かれるような音に出会ってしまいました。
最初の一音を聴いただけで、全身に鳥肌がたって、ドキドキしてしまうような・・・
そして、それはピアノではなく、バイオリンでした。
まるで人の肉声のような、不思議な波長を持つ音で、どんどん心の中に入り込んでくるのです。

Vladiguerooffというブルガリア人の作曲家の”Chant”という曲。
Chantとは、「歌」という意味ですが、まさに歌そのものでした。
演奏したのは、ブリガリア人のバイオリ二スト、ピアノ伴奏はロシア人。(どちらもほぼ無名・・・)
すごかったです。誰も入り込めないような、濃いスラブの血が全開状態でした。

この一曲でメロメロになってしまって、その晩は眠れないほどでした。
どんな楽器でも、こういう一音だけで人の心を射抜けるような音が出せるのだと、改めて実感した夜でした。
今、思い出すだけでも、心がドキドキしてきてしまうほど。。。

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music | 22:46:44 | Trackback(0) | Comments(0)

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