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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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初めてはまった・・・ モーツアルト
9月にレッスンが再開するまでのお休みの期間、とにかくスケールを練習する日々が続きます。一つ一つ美しい音で、全く体に負担をかけず、全ての調のスケールをどこからでも正しい指使いで弾けるようにするための練習。ものすごい忍耐力を必要とする練習です。

この夏に読んだ、ロシアの巨匠、そしてNYのジュリーアードでも教鞭をとったジョセフ・レヴインの書いた奏法に関する本にすっかり傾倒してしまった私。この本を読んで感じたのが、同じようなことをN氏からも、そしてM氏からも注意されていると言うこと。2人が教えてくださったことが全く重なっているわけではないのですが、二人の言うことを合わせるとちょうど一冊分になる?という感じ。今になって、N氏が言っていたことがわかるような気がします。なぜ、スロープラクティスなのか?なぜ、和音は全て分解して練習しなくてはいけないのか?

そうやって、スケールばかりを弾いている時に、比較的すんなり入れるのが、やっぱりバッハ。バッハを弾くと、スケール練習から得たものがすぐに生かせると実感できる。そしてもう一つが、モーツアルト。ここ1年ぐらい、ずっと弾いてみたいと思っていたモーツアルト。子供の時以来、全く弾いていません。正直、子供の時はあまり好きでなかったモーツアルト。だって、全くごまかしがきかなくて、恐ろしく難しいのです。M氏に何回か「モーツアルトを弾いてみたいのですが・・・」と言おうとしたのですが、怖くて言えませんでした。

子供の時に使っていたモーツアルトのソナタ全集を引っ張り出してみると・・・
はまりました。。。。
もちろん難しいのですが、弾いていて楽しい。譜読みが楽しい。こんな気持ちになるのは久しぶりです。とりあえずは昔弾いたことのある曲から・・・弾いてみて感じるのは、自分が如何にいい加減にしか弾いていなかったかということ。へこみます。

もともと私がモーツアルトを弾いてみたいと思うきっかけとなったのは、スペインのピアニスト、アリシア・デラロッチャの弾くモーツアルトを聴いたことでした。何を弾いても彼女の演奏は、説得力があってとても明快。説得力のある演奏、いつかしてみたいものです。遠い遠い道のりです。

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Piano | 22:05:26 | Trackback(0) | Comments(0)
最大の収穫 -in Chamber Music Camp 2016, No.2-
色々な意味でとても実りの多いキャンプでしたが、最大級の収穫を得る機会がありました。
それは、キャンプにソリストとして招かれたNYフィル最年少団員のバイオリニストとM氏が共演したベートーベンのピアノとバイオリンのためのソナタの譜めくりをしたこと。

M氏に教えを乞うようになってから9か月ぐらい。本番の譜めくりというラッキーなお役目をちゃっかりといただいてしまった私。ついにやってきました!M氏が本番で弾くのをすぐそばで堂々と見れるチャンスが。。。

1回目のリハーサル。
のっけからやられました。あまりのすごさに全く身動きできなくなり、全身鳥肌。とにかくすごいんです。呼吸と言うか、グルーブと言うか、そこに生み出されたエネルギーと言うか、半端ではありません。ピアノとバイオリン。超ハイレベルなお二人が、全く妥協無く演奏するとこういうことになるのだと、本当に本当に驚きました。私の隣からものすごい鼻息(演奏のための呼吸でしょう)、そしてちょっと離れたバイオリニストからもすごい鼻息。鼻息と鼻息のアンサンブルです。お互い合わせるとか、そういうことは全く考えず弾いているように見えたのに、ぴったりと合う演奏。お互いを見るのは、いくつかのポイントだけ。あとはそれぞれの演奏に入り込みながら、お互いの演奏がきちんと聴こえているのでしょう。とにかくすごい。もう目は点状態です。

そうでした。私は譜めくりさんなので、譜面をちゃんと見ていなくてはいけないのです。でも、どうしてもM氏の指を見てしまう。横から漂ってくるとてつもないエネルギーに巻き込まれながら、「私は譜捲りなんだ!」と自分に言い聞かせる私。でも、すごいんです。何もかも・・・そして、ほとんどダメ出しはありません。ほんのわずかな部分の確認だけ。あっさりと終わってしまったリハーサル。

2回目のリハーサルも同様。この時は、バイオリニストのリクエストで、別のバイオリニストがアドバイスをするために同席されました。まあ、そのアドバイスの内容も、なんとまあ。もう耳ダンボで一生懸命聞いてしまいました。こっそり録音もしてしまったりして・・・プロと言うのは、こう言うものなのだと、本当に驚きました。

本番前日の3回目のリハーサルを楽しみにしていた私でしたが、
「もう大丈夫だよね!」
とすっかり仕上がってしまったらしい、お二人。3回目のリハはありませんでした。

そして、迎えた本番。
おそろしいほどのエネルギー。リハより明らかに高揚した演奏でした。信じられないぐらい高まったエネルギーの只中に15分ほど座っていられた幸せな私。もう大感激、大興奮、このままどこかへ飛んでいくのではないかと思うほどでした。そしてM氏のすごさ、おそろしさを目の当たりにできたこのチャンスに、感謝感激です。やはり彼はただものではありませんでした。演奏の後、「M氏、本当に尊敬します!」と心から叫んでしまった私。(あっさりと「ありがとう!」とM氏。特に大仕事をしたと言うような雰囲気はまったくありません。なんとまあ。)そして、ベートーベン先生にもそう叫んでしまった私。やっぱりベートーベンってすごい!!

こんな経験、そうそうできるものではありません。本当にラッキーでした!!!
そして、つくづく自分がやっていることはただのオママゴトだなあと思いました。全く別世界の出来事でした。
でも気が付きました。譜めくりとしてなら、別世界にも存在できるのだと・・・これが私の生きる道???

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music | 20:41:49 | Trackback(0) | Comments(0)
初めての室内楽 -in Chamber Music Camp 2016, No.1-
このたび、殿下と共にメーン大学のキャンパスで開催された室内楽のキャンプに参加してきました。およそ2週間、子供たちと一緒に大学の寮に寝泊まりし、三食を共にしました。色々な意味で、大変興味深い2週間でした。

キャンプに”室内楽”という冠が付いている以上、私も室内楽をやらないわけにはいかず、今回初めて室内楽に挑戦しました。ベートーベンのピアノトリオとシューマンのピアノカルテットから1曲ずつ。それもM氏の助言により、緩徐楽章だけを弾きました。殿下の先生の御計らいで、大人である私は各楽器の先生方と一緒に演奏するチャンスをいただけました。特にバイオリンの先生は、去年のキャンプで骨抜きにされたブルガリア人のバイオリニスト!心は躍ります。あの気が遠くなるような音色がすぐそばで聴けるのです。

初めてのリハーサルでは、緊張しまくり。足ががたがたと震えるほどでした。いつもは緊張すると氷の様に冷たくなる指は、なぜか汗ばんだりして・・・とにかく他の人と合わせるので精いっぱいになってしまった初回。まあ、あんなものだろうと思います。リハーサル終了後にM氏からたくさんダメ出しを受けました。「そんなに他の人と合わせようとしなくても良いんだよ!」と言われたことがとても印象的でした。

共演者が全てインストラクターと言うゴールデンチームだったため、なかなか全員そろってのリハーサルの時間がとれないことは、初心者の私には少々厳しかったですが、本当にものすごーい貴重な経験をさせていただきました。詳細はまた追って・・・

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music | 23:04:28 | Trackback(0) | Comments(0)

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