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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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美しい日本語 -命の灯-
今年もまた蛍の季節がやってきました。
日本では蛍は清流のそばにしか生息しませんが、なぜかここでは夕方になると木の根元などからふわーっと蛍が飛び出します。近くに川がないことはありませんが、それほど川とは近くはありません。日本に生息する源氏蛍などとは全く違う種類の蛍なのでしょうか?
と言っても蛍自体は、日本で見た蛍と同じような外見をしています。

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最近は8時半ごろまで明るいので、だいたい9時前頃でしょうか。夕闇が降りてくるほんの少し前から、たくさんの蛍が飛び始めます。あちらにもこちらにもポッ、ポッと灯りがともります。本当に幻想的な光景です。

日本人にとって蛍は特別な存在のように思えます。昔、何かで読んだことがあります。
“蛍の光は命の光”だと。命を燃やして発光しているのだと。
それを聞いた時には、子供心にも胸がキュンとなった記憶があります。
このことを近くにいたアメリカ人に話して聞かせたところ、
わからないんです。なぜ、その話を聞いて、胸がキュンとなるのか…

はかなさ・もののあはれ・せつなさ
こういう感覚は日本人独特のものかもしれません。
彼らは、夕暮れ時にそよそよと揺れる枝垂桜の花を見ても、切なくなるような空の色を見ても、胸がキュンとはならないのです。
だいいち、そういう情緒を表すような適当な言葉が存在しない。
つくづく日本人の美的感覚は素晴らしいです。そしてそれを表現する言語能力も素晴らしい!

美しい日本語。本当にそのとおりだと思います。
今頃になって、清少納言の「枕草子」の素晴らしさを実感してしまったりして…

この時期、毎晩暗くなる前に外に出て蛍を眺めて“あはれ”を堪能する私。近くを飛ぶ蛍をそっと捕まえて手でくるむと手の中でポッと発光します。小さな命が私の手の中で光ります。こんな私をご近所人は不審に思っているかもしれません。


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テーマ:アメリカコネチカット生活 - ジャンル:海外情報

daily life | 01:07:35 | Trackback(0) | Comments(0)
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