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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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ランランの一言
最近、またランランにはまっています。(少し前まではホロビッツブームでした)
以前にもランランのことを書きましたが、彼の一番の魅力は多彩な音色だと思います。これでもか!と言うぐらい音色を変えてくる、どんな音でも出せてしまう、一人でオーケストラ、とにかく天才です。

数日前にランランのこれまで見たことのないマスタークラスの映像をYouTubeで偶然見つけました(ランランのマスタークラスの映像はたくさんあります)。ランランのマスタークラスを見るのは、彼自身の演奏を見るよりも面白いです。

そのマスタークラスは、イギリスの音楽学校で公開で行われたもので、4人の年齢の違う生徒が演奏をしました。(4人のうち、3人は中国の子供という事実にも驚きました)その中の一人の男の子(おそらく10歳とかそれぐらいでしょうか)の演奏に驚きました。演奏と言うよりも、音色に驚きました。他の3人とは違うピアノかと思うような、美しい音を出したのです。彼が弾き始めると、ランランの目の輝きも明らかなほど変わり、演奏が終わった時にはわくわくしているのが映像からも見て取れるほどでした。彼の演奏が終わった後のランランの一言がこれまた非常に印象深いものでした。彼はこう言いました。

「彼の演奏を聴いて驚いたのは、彼が非常に美しい音色を生み出したことです。すべてのピアニストにとって、音符を弾くことはちっとも難しいことではありませんが、クオリティの高い音を良い楽器で生み出すことは、もっとも大きな成功へのカギです。そして彼はそれを持っている。彼には素晴らしい未来が待っているでしょう。」

すごい褒め言葉で驚きました。そしてランランが言った、「美しい音が一番大切なこと」という言葉が本当に印象的でした。そうなんですよね。本当にその通りだと思います。如何に美しい響きを出せるか、全てはそれにかかっていると言っても過言ではないと思う今日この頃です。どれだけ速く指が動くか、間違わずに楽譜通りに正確に弾けるか、そういうことだけを考えて練習をしていた若いころが本当に悔やまれます。私がN先生のピアノを聴くといつも思うのと同じこと。美しい音でなければ、人の心を揺らすことはできないのです。はああ・・・

ちなみにそのマスタークラスで演奏した4人の生徒たちは、おそらく学内の厳しいオーディションを勝ち抜いてきた4人でしょう。それなのに、その魔法の音を持ち合わせた男の子の前に、皆色あせてしまいました。おそろしいことです。
ご興味がある方は映像を見てみてください。(4人の演奏が別々の映像になっています)

https://www.youtube.com/watch?v=u0f6YAEQ3tk

きっとあのクラスの後、あの男の子は何か特別なオファーをランランからもらったかもしれませんね。


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テーマ:アメリカコネチカット生活 - ジャンル:海外情報

Piano | 12:43:15 | Trackback(0) | Comments(0)
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