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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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師匠は偉大なり
今日は、私でなく殿下のバイオリンの師匠の話。

バイオリンを習い始めてかれこれ2年以上。ほとんどやる気のない僕ちゃんを日夜励まし、ここまで導いてくださった彼の先生は、このエリアにもう長くお住まいの日本人女性です。「先生のことが好きだから、バイオリンはやめたくないの。」と殿下に言わしめる、いつもいつも優しく温かく見守ってくださる素晴らしい先生です。ギャーギャーと横でがなり立てる母とは大違い。

そんな殿下は先週の土曜日に6月以来のショーケースがありました。夏以来、練習してきた小曲が3曲になり、それを続けて演奏することになりました。3曲と言ったって、全部でせいぜい90小節ぐらいなものです。ところが色々とお遊びの忙しい6歳児、何となく仕上がっているような状態のまま演奏会前日を迎えましたが、この期に及んで実は暗譜もあやふやだと言うことが判明したり、激怒する母でありました。

親子ともども不安を抱えたままの本番。そして、やってくれました。
僕ちゃん、頭が真っ白になりました。
譜面が前にあるにもかかわらず、どこを弾いているのか何を弾いてるのか、わからなくなってしまいました。ずっと前に上がっていた曲さえもつっかえる始末。殿下の「本番には強い!」という伝説は途絶えてしまいました。

頭が真っ白になっている殿下の様子を見ていて、とても他人事とは思えなかった私。自分の6月の発表会を鮮明に思い出しました。惨敗の演奏会の後、ぐちぐちと文句を言ってしまった私。声を荒げないようにするだけで精一杯でした。

ところが、翌日のレッスン。親子二人して、先生に合わせる顔がなく申し訳ない気分いっぱいでレッスン室に入っていったところ、先生がにこやかな笑顔でこうおっしゃいました。

「殿下くん、昨日は本当に良く弾けてたわね。先生、ものすごく感心したわよ!音もすごく良かった!今日も頑張りましょうね!また良い音を聴かせてね。」

その時に殿下の顔がぱっと明るくなりました。ああ、師匠は偉大だなあと思った瞬間でした。殿下は素晴らしい師匠に恵まれました。

その後、先生が私に小さな声で
「終わったことを絶対に言ってはだめよ。今後への課題は私が言いますから、貴方は褒めてあげることだけに集中してください。」
あああ、なんと。親にとって一番難しいのが、「褒めること」。特に中途半端に音楽の知識のある私にとって、殿下のバイオリンの中に褒める要素を見つけるのはなかなか難しいことです。でも、そういうスタンスが間違っているのだなあとつくづく思いました。

師匠は偉大なり!!

親子ともども素晴らしい師匠にめぐりあっているにもかかわらず、なかなか実力が伴わず、申し訳ない限りです。
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music | 08:52:30 | Trackback(0) | Comments(0)
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