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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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痛い!メンデルスゾーン
ここ1か月ほど練習している曲の一つに、メンデルスゾーンの無言歌集の中の一曲があります。
Op.102-No.4、sighing windと言う副題がつけられることもある曲ですが、2ページの短い曲ながら、ありとあらゆる要素の詰まったそれはもう美しすぎる珠玉の一曲です。

私は、メンデルスゾーンが好きです。過去3年の間でN氏からきちんと出来上がったとして認定していただけたたった一曲の曲もこの無言歌集の中のものでした。古典とロマン派の中間に位置する、メンデルスゾーン。今練習している曲も、すんなりと曲の中に入っていけたというか、出だしは順調でした。しかし、、、仕上げに入ったあたりから、上手く流れがつかめなくなってきました。その、のれていない私にすぐに気が付いたM氏のするどい一言。

「この曲は君にとってどういう曲なの?何を考えて弾いているの?」

この無言歌集を弾いていると、どうもいつも自分の過去を重ね合わせて弾いてしまうことが多いのですが、この曲も然り。特にこの曲については、特定の過去の出来事を重ね合わせて弾いていました。でも、それは私にとってはちょっと重い過去の思い出だったので、重ね合わせながらも部分的だったというか、完全には重ねないようにしていたというか・・・その中途半端さがすぐにM氏にはばれてしまいました。何を考えて弾いているのか見えない。。。と言ったM氏。それはそうです、完全に見えないようにしていたのですから・・・

家に帰って、楽譜をじっと見ながら、全てを自分の過去と重ね合わせてみると・・・まあ痛いこと。心がずきずきするほど。。。
あまりの痛さと重さで、弾けなくなってしまいました。音楽の中に入っていくために、自分の過去を重ね合わせるのはいけない方法だったみたいです。傍観者である自分はしっかり残っていなくてはいけないのでした。痛すぎて、傍観さえできない場合はどうすれば良いのでしょうか?何か別のことをイメージしようとしても、一度出来上がってしまったイメージを壊すのはなかなか大変。
あああ、この曲は封印でしょうか?封印しようとしていた心の傷までほじくり返してしまいました。
痛すぎる、メンデルスゾーン。。。でも音楽は美しすぎるほど、美しいのです。
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テーマ:アメリカコネチカット生活 - ジャンル:海外情報

Piano | 23:49:12 | Trackback(0) | Comments(0)
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