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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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初! 生プレトニュフ
今回の一時帰国中に、あのプレトニュフ様のコンサートが東京で開催されるという幸運に恵まれました。

もちろんチケットは即買いです。本当は2階のエプロン席を買いたかったのですが、そこは既に売り切れだったので、なぜか一つだけ空いていた前から2列目の鍵盤側の席を買いました。あまりの幸運に眠れぬ夜を数夜過ごし、迎えた7/6のリサイタル。会場に入っていてみると、私の席からピアノまでの距離は3メートルほどでした。

生プレトニュフがステージに現れ、椅子に座り、すぐに弾き始めました。
一音目から私がイメージしていたプレトニュフ様の音とは違いました。席が悪いのか、ピアノが特殊なのか(彼は意図して、カワイのコンサートグランドを使います)、非常に聞きづらい。全く力の入らない奏法であることはわかりますが、とにかく音楽に磁力がありませんでした。???と思いながら、前半終了。後半のモーツアルトのソナタ3連発も同様でした。正直ものすごーくストレスがたまりました。

遅くても、早くても、彼独自の解釈でも、何でも良かったのですが、とにかくもっと「絶対的な何か!」「プレトニュフにしか作り出せない音楽」を期待していた私には、なんだか訳が分からないうちに終わってしまった2時間でした。どんな演奏家にも良い時と悪い時があるということは百も承知ですが、もっと誰をも寄せ付けないような絶対的な音楽を見せてくれることをあまりに期待しすぎていたのかもしれません。あんなに角の取れた、丸い、音楽を聴かされるとは予想していませんでした。

私の中で長い間に作られたプレトニュフ幻想があまりに大きくなりすぎてしまったのかもしれません。でもそれにしても、少々はずれの演奏会だったようです。連日のコンサートでお疲れだったのでしょうか?アンコールで弾いたリストとラフマニノフには、プレトニュフらしさがもっと感じられましたが、それでも何だか・・・

聴衆をひきずりこむ磁力のある音楽。そういったものにお目にかかれることはなかなか無いのだとつくづく思いました。3月に見たオクサナヤブロンスカヤのあまりに素晴らしかったコンサートの体験が忘れられず、どこかでそれ以上の幻想を見せてもらえるのではないかと期待していた私がいました。残念ながら今回は幻想は見えませんでした。
プレトニュフ様から数メートルのところで過ごした2時間半でしたが、贅沢な発言ですが、今回はドキドキはさせてもらえませんでした。

ネガティブな話ばかりしてしまいましたが、一つ驚いたことがありました。
それは、彼のペダリング。これはすごかった。ステージの下からでもはっきりとわかる、信じられないほど細かいペダリングでした。「ビブラートペダル」というものをあれほどはっきりと見せてもらったのは、初めての事でした。
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Piano | 11:46:28 | Trackback(0) | Comments(0)
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