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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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考:ミハイル・プレトニュフ@東京オペラシティ 7/6/2016
前回のブログにも7/6に初めて見た生プレトニュフ様のコンサートについて書きましたが、あれからまた色々と考えていました。

同じ日のコンサートを見たらしい人々のブログのいくつかも見ましたが、私の様にネガティブなコメントを書いたものはありませんでした。皆、「奇才プレトニュフは健在!」とか「崇高な音に感動した!」とかそういうものばかりでした。

これは私の個人的な感想であることを大前提として、今日の記事を書きます。

まず、音のこと・・・
 ・ ピアノのせいなのか席(前から2列目)のせいなのか、あれがプレトニュフ様の意図する音なのかわかりませんが、全体的に響きすぎて朦朧としているように聴こえました。そのせいなのかわかりませんが、細かいタッチからなる部分では、音の一粒一粒がはっきりと聞こえない箇所がいくつかありました。ペダリングは恐ろしく細かいものでしたが、その効果がそれほど聴こえないようにも感じました。
 ・ 一番期待していた、プレトニュフの「音色」。もっともっとたくさんの音色(カラー)を聴かせてもらえると思っていましたが、私が予想していたよりも音色の幅は小さいものでした。もちろん彼特有の「超ピアニッシモ」は存在しましたが、果たしてあのピアニッシモが3階席の一番後ろまで届いていたのか疑問を感じました。というのも、音の粒が私が思っていたほど丸くなかったのです。

テクニック的なこと・・・
 ・ どんな曲でも、彼の好きなテンポで、いかようにも、そして技術的にも完璧に弾きこなしてしまうプレトニュフ様。ところが、私のレベルの耳でも聴き取れたような、明らかに技術的に危なかった箇所がいくつかありました。もちろん年齢的なこともあるのかもしれませんが、プレトニュフ様に限ってテクニック的に危ない箇所が聴き取れるということは無いものだと信じていたので、それは少々ショックでした。前の音の部分にも書きましたが、彼が生み出した音のすべてがはっきり聴き取れたわけではありませんでした。それは、もしかしたらテクニック的なこともあったのかもしれません。

音楽的なこと・・・
 ・ 今回の演奏は、全体にかなりテンポが遅めに弾かれていました。それは彼の音楽的な意図によるものですから、何も文句はないのですが、全体的に「音楽の磁力」が弱いように思いました。前に進む力が弱いとでもいえば良いのか、音楽が少々停滞気味なように聴こえました。もしかしたら、意図的にそのように弾かれたのかもしれませんが、もう少しグイグイ行ってほしかった気がしました。
 ・ 後半に弾いたモーツアルトのソナタ3連発。ペダルを多めにしてたくさん響かせるようにして弾いているように見えました。ロマン派的なモーツアルトでした。それに関しては、「彼の解釈」なので好き嫌いはあっても、特に文句ではありません。でも、やっぱりモーツアルトは、一音一音をもっとくっきりはっきりと聴かせてほしかったと思ってしまいました。

というわけで、私にとっては全体的に???の方が多いコンサートでした。
まあ、連日のコンサート続きでお疲れだったのかもしれないですね。初めての生プレトニュフ様でしたので、いつもあんな感じなのかわかりませんが、何だか元気が無かったし・・・

仮にテクニック的に揺らぎがあったとしても、納得せざるを得ないような絶対的な音楽を聴かせてくれるか、
音楽的にはあまり深みがなかったとしても、テクニック的には文句の付けどころのないような演奏をするか(例えば、NYで大人気のユ○ワ○のように・・・)
どちらかだったら、もっと納得できたかもしれません。
本当にあれが生プレトニュフ様なのか?ぜひ、もう一度見てみたいです。
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Piano | 09:19:35 | Trackback(0) | Comments(0)
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