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Hanna

Author:Hanna
2005年9月よりアメリカ在住
東京出身、和文化と猫とオペラが大好き!あと、ゴルフも…
(すみません。多彩な趣味の持ち主なのです。^_^;)

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細くて長い指と華奢な手、トリフォノフくん VS 太い指と分厚い手、ババヤン先生
ここ数年気になっているダニール・トリフォノフ Daniil Torifonov。ロシア人ですが、アメリカのクリーブランド音楽院で学んだ人です。彼の師匠セルゲイ・ババヤンはアルメニア人ですが、ロシアの最高峰のモスクワ音楽院でレフ・ナウモフの門下だった人です。どちらも音色が非常に美しいことで知られるピアニスト。

You Tubeで見つけたこの2人がラフマニノフの2台ピアノを演奏している映像。師匠と弟子が、故郷の作曲家、ラフマニノフを奏でます。細くて長~い指のトリフォノフ、反対に太~い指で分厚い手のババヤン。相反する手の持ち主です。しかし驚いたのが、ババヤンの方がトリフォノフよりもはるかに音色がきれいなこと。この差は歴然。。。ババヤンの方が音が透き通っていて、先に進む力が強い。

恐ろしいものだなあと驚きました。さすがは師匠。ババヤンの音ばかりが前に出てしまって、トリフォノフ君、ちょっとかすんでます。と言うか、力が入りすぎている感じ、、、
美しい音を奏でるにあたって、指の長さや手の形はどうやら関係ないらしい・・・

実は、前回のレッスンでこんなことがありました。
新しく出されたショパンのエチュード、10-11。右も左も最初から最後まで全てアルペジオの練習曲ですが、私のような小さな手の持ち主には涙が出るような曲。手を広げっぱなしにして弾いてしまうと、手がすぐに痛くなってしまうという悪い曲です。実は、一音一音止めて、その都度力を抜く練習をしていたため、一週間では譜読みが間に合いませんでした。
「これはまだ譜読みが出来ていません。手が届かなくて・・・」
と言い訳がましく言った私に、
「君の手は小さくて弾けない!と言うほど小さいわけではないと思う。僕の先生は君よりももっと小さい手だったけど、なんでも弾けたよ。届かないなら、届くように弾けばよい。工夫しなさい。ショパンの手だって小さかったんだから。」

それはそうなんですけどね。確かに大きな手なら楽に弾ける!と言うことは紛れもないことですが、だからと言って大きな手なら美しい音が出せるというのは、全く別の話です。実際、大きな手のピアニストでも音があまりきれいでない人はたくさんいます。(ルガ○スキーとか・・・)それでも、やっぱり手が小さいと”物理的に届かない!和音が鳴らせない”という問題が生じます。崩せばよい!と言えばそれまでですが・・・

ババヤンとトリフォノフの師弟の2台ピアノの演奏から、音の質は弾き方によるものであると言うことを見せつけられた私。
ババヤンのお饅頭のような手から奏でられる音は、本当に丸くてきれいな音の粒でした。手のサイズのせいにしてはいけないのでした。反省・・・それでもやっぱり手の大きな人がうらやましい・・・

※ババヤン、トリフォノフ、ラフマニノフ2台ピアノ の映像はここ
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テーマ:アメリカコネチカット生活 - ジャンル:海外情報

Piano | 22:01:40 | Trackback(0) | Comments(0)
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